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転職エージェントの使い方・流れ|登録から内定まで8ステップ

転職活動の流れをイメージした静物

「転職活動は3ヶ月くらい」とよく言われます。実際、転職サービスdodaの調査では、 活動開始から内定までの平均は約3ヶ月です。 ただし、この3ヶ月の負荷は各段階で均等ではありません。 厚生労働省の実態調査でも、求職期間は「1ヶ月以上3ヶ月未満」が28.8%で最も多い一方、 「求職期間なし(在職中に決まった)」が23.6%、「1ヶ月未満」が18.3%と、 短期で終わる人も相当数います。 このページでは、登録から入社までの8ステップを整理したうえで、どの段階に時間がかかり、どの段階で選考が止まりやすいのかを、公表されている数値にもとづいて解説します。

登録から内定まで8ステップ

1

公式サイトから無料登録

エージェントの公式サイトで基本情報を入力します。所要時間は約5分です。氏名、連絡先、直近の職歴、希望条件(大まかな内容で問題ありません)を入力します。転職時期が未定でも登録可能です。

2

面談日程の調整

登録後、エージェントから電話またはメールで面談日程の連絡が届きます。通常、登録から1〜7日以内に連絡があります。対面、オンライン、電話から面談方法を選べます。

3

キャリアアドバイザーとの面談

専任のアドバイザーが、あなたの職歴、転職理由、希望条件、キャリアプランを丁寧にヒアリングします。面談時間は通常60〜90分程度です。転職市場の動向や、あなたの市場価値についてもアドバイスを受けられます。

4

求人の紹介

面談内容をもとに、あなたに合った求人を紹介してもらえます。非公開求人を含め、複数の求人を比較検討できます。各求人の詳細な情報(社風、残業時間、離職率など)もアドバイザーに確認できます。

5

応募書類の作成・添削

履歴書・職務経歴書の作成をサポートしてもらえます。アドバイザーが添削し、応募先企業に合わせた内容に仕上げます。書類選考の通過率を高めるためのアドバイスを受けられます。

6

応募・書類選考

アドバイザーが応募手続きを代行します。推薦状を添えて応募してくれるため、書類選考の通過率が上がるケースもあります。複数社に同時に応募することも可能です。

7

面接対策・面接

応募先企業に合わせた面接対策を受けられます。過去の面接で聞かれた質問の情報や、企業が重視するポイントなどの情報も提供してもらえます。面接日程の調整もアドバイザーが代行します。

8

内定・年収交渉・入社

内定が出たら、年収交渉や入社日の調整をアドバイザーが代行します。現職の退職交渉のアドバイスも受けられます。入社後もフォローアップを行うエージェントもあります。

3ヶ月の内訳:時間がかかるのは応募数を積み上げる段階

8つのステップを一覧にすると、どれも同じ比重に見えます。 しかし実際に時間と労力がかかるのは、ステップ4〜6(求人紹介・書類作成・応募)です。1社の内定を得るために必要な応募数が多いためです。

31.9社

転職成功者の平均応募社数

約30%

書類選考の通過率

約4.5%

応募からの内定率

27社

内定1社に必要な応募数

出典:doda「転職活動の実態調査」「転職成功者の平均応募社数」(2026年10月8日に当サイトで確認)。数値は同社の公表値です。

書類選考の通過率が3割程度、応募からの内定率が4.5%前後だとすると、1社の内定にはおよそ27社の応募が必要という計算になります。 週に3〜4社ずつ応募しても2ヶ月かかります。このため「3ヶ月」の大半は、 面接ではなく応募を積み上げる期間にあたります。

年代が上がるほど減少する応募社数

20代

平均23社

30代

平均19社

40代

平均15社

応募できる求人そのものが絞られるためです。 年代が上がるほど応募数を増やす方法は通用しにくくなり、1社ごとの精度(職務経歴書と面接準備の質)が結果を左右します。

つまずきやすい3つの段階

① 面談で希望を言語化できず、紹介求人がずれる

「年収は上げたい、残業は減らしたい」だけでは、紹介される求人が絞れません。その結果、応募できる求人が増えず、ステップ4以降が進まなくなります。仕事内容を動詞で具体化し、条件に優先順位をつけてから面談に臨むことで、初回の紹介から精度が高まります。

→ エージェントへの伝え方

② 書類選考の通過率3割の壁を越えられない

書類通過率は約30%です。10社に応募して次の選考に進めるのは3社程度という計算になります。職務経歴書を使い回していると、この段階で停滞しやすくなります。応募先ごとに職務要約の先頭2〜3行を書き換えるだけでも、通過率の改善に有効です。

→ 職務経歴書の書き方

③ 1社のみの登録で求人数が不足する

必要な応募数が27社前後だとすると、1社のエージェントが保有する求人だけでは足りないことがあります。大手総合型と特化型を組み合わせて、母数を確保することをおすすめします。

→ 複数利用のコツ

入社希望日から逆算した登録時期の目安

厚生労働省の調査では、離職から入社までが「1ヶ月未満」の人が27.6%です。 在職中に転職先を決めてから退職する人が多いことを示しています。 これを踏まえて逆算した目安は、次のとおりです。

入社希望日までやること
4〜5ヶ月前エージェントに登録して面談を受け、職務経歴書の初版を作成します
3〜4ヶ月前応募を開始し、週3〜4社のペースを目安に積み上げます
2〜3ヶ月前面接が重なる時期です。並行して応募も続けます
1〜2ヶ月前内定・条件交渉を行い、現職へ退職を申し出ます
1ヶ月前引き継ぎを行い、有給の消化日程を確定します

※厚生労働省「令和2年転職者実態調査」およびdodaの公表値をもとにした目安です(2026年10月8日確認)。 業界・職種・年代によって必要な期間は変わります。在職中か離職後かでも大きく変わります。

各ステップにかかる時間の目安

1〜7日

登録〜面談

1〜2週間

求人紹介〜応募

2〜4週間

書類選考〜面接

1〜2ヶ月

内定〜入社

よくある質問

転職エージェントの登録に何が必要ですか?
基本的には氏名、連絡先(電話番号・メールアドレス)、直近の職歴(会社名・職種・経験年数)があれば登録できます。詳細な職務経歴書は面談後に作成しても問題ありません。
面談ではどんなことを聞かれますか?
これまでの職歴、転職理由、希望条件(業界・職種・年収・勤務地・勤務時間)、キャリアの方向性などを聞かれます。素直に伝えることで、より適切な求人を紹介してもらえます。
紹介された求人は必ず応募しなければなりませんか?
いいえ、応募するかどうかは自分で判断できます。興味がない求人は断っても問題ありません。ただし、断る際は理由を伝えることで、次回以降の紹介精度が上がります。
在職中でも転職エージェントは利用できますか?
はい、利用できます。多くの転職者が在職中にエージェントを利用しています。面談や連絡は就業時間外やオンラインで対応可能です。
内定後に辞退することはできますか?
法的には可能ですが、企業やエージェントとの信頼関係に影響します。内定辞退する場合は、できるだけ早く転職エージェント経由で丁寧に伝えることをおすすめします。
転職活動全体でどのくらいの期間がかかりますか?
一般的に登録から内定まで2〜3ヶ月程度です。在職中の場合は退職交渉を含めて3〜4ヶ月、退職後の場合は1〜2ヶ月で決まるケースもあります。

転職エージェントの無料登録について

5分の登録で、専門のキャリアアドバイザーによるサポートを受けられます。